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黒潮文化の流れ
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麗し、潤しが語源と言われている漆はその名の通り美しい外観と水の力によって作られます。
日本は世界最古の漆文化を持っていますが、現在確認されている最古の物は縄文草創期(12000~10000年前)の物が福井県の鳥浜貝塚から出土しています。その他にも北海道で1万年を越す漆器が発見されていますが、この先もっと古い漆器が出土されるのではないかと専門家達は予測しています。
漆は1万年前の漆器が今でも残っている事から解るように強靭な塗膜や防腐性を持っていますが、それだけではなく、表面の美しさ、塗りの難しさ、そして強烈なかぶれから神秘的な力があるとされており、縄文期から今に至るまで特別な扱いを受けてきました。縄文期では神具として使われていたことが解っており、弥生や古墳時代にも棺や宝刀など日本人にとって漆は神聖な異世界と密接な関係を持っています。現代では仏壇の塗装や冠婚葬祭など今でもその心は変わっていません。
ただ漆なら何でも1万年もつかと言ったらそうではなく、縄文時代の漆の技術というのは今の漆塗りの技術とほぼ変わらない高い技術を持っていた事が分かっています。漆を濾す為の布を織り、精製し、丁寧に付けられた下地と幾重にも塗り重ねられた漆器だからこそ長い年月朽ちることなく形を留めているのです。漆を濾す布を織る技術があった事からしても、縄文人たちの文化は私たちが想像しているよりも遥かに高い文化を持っていた事は間違い無く、その技術力で帆を作り風を捕まえ遠い海外へも行っていた事でしょう。
特に赤と黒を好んだ縄文人達は鉱物から水銀朱や弁柄といった顔料を見つけ出し、朱漆を作り出すことに成功し、数多く利用してきました。縄文人達には神に捧げる神具である土器の制作を担う専門集団がいた事が分かっているように、漆器の専門集団がいた事でしょう。

これほど進んだ漆文化も残念ながら弥生以降には簡略化され技術は受け継いがれることは無く、中世に中国から技術が逆輸入されるまで漆の暗黒期が続きました。






アイヌ文化と漆器

アイヌ文化を見てみると、カムイノミ(神に願いを立てる儀式)などの儀式には見事な漆器群が並びます。北海道には漆が採れる程の木が無かった為、北海道の縄文人達は持ち前の交易術で縄文期には青森から入手し、アイヌ民族と呼ばれるようになった中世には主に輪島地方から漆器を手に入れていました。アイヌはよほど漆を重宝したらしく、中世には交易の為輪島から多くの塗師が北海道に渡っており、アイヌ達は重要な神具であるイクパスイ(酒棒)に漆を塗らせたりしていました。今でもアイヌ達が神具として大事に扱ってきた古い漆器がたくさん残っています。漆は儀式に無くてはならない物だったので、そこに縄文人達の面影を見る事が大いにできます。本土でもそうですが北海道においても、土器が使われる事が無くなり木の文化になった背景には鉄器の文化と共に漆文化も深く関わっていたのです。
明治時代に本格的に開拓されるまでアイヌ達は自然界を畏怖し、カムイ達と暮らす昔ながらの生活を大事に守ってきましたから、現在も残るアイヌ民族の儀式には縄文期、日本列島で行われていた儀式様式をほぼ残しているのでしょう。






漆ヘニュード・漆イオンカ

太古の昔より神への捧げ物として日本列島で使われてきた漆、それをヘニュード・イオンカという魔術的な楽器に取り入れて一つの神具として、日本列島に合った形で造り上げたいと思う気持ちが発端で漆ヘニュード・漆イオンカは産まれました。
作り方もただ塗るのではなく本堅地という正統な作り方で何重にも下地を付け、中塗りから上塗りまで幾重にも塗り重ねています。楽器で有る事は勿論ですがそれだけではなく一つの作品として、一つの神具としての制作を心がけています。アイヌ民族においてヘニュード・イオンカに漆を塗った形跡は見当たりませんが、日本独特の混ぜ合わせ精神でより良い物を目指すことによって漆ヘニュード・漆イオンカを造りました。その甲斐あって音も素晴らしく、耐久性にも優れた一品となる事に成功しました。
この楽器に惹かれる人達は、多かれ少なかれこの音に何か神聖な物を感じとっているからではないでしょうか?正に本来この同原理の楽器がある地域ではそのように扱われ、霊界とのコンタクトや語りかけるために使われています。そこに漆を取り入れる事によってより強力に自然界のスピリットを受ける事が出来るように魂を込めて作り上げた漆ヘニュード・漆イオンカ。
これを受け取る人にDNAの底から記憶とスピリットが沸き立つ事を願っています。


マーキー・ジョモラ






漆ヘニュード・イオンカのお取り扱い方・お手入れ

漆は取り扱いに注意しなければならない事が何点かあります。

先ず、本物の天然漆をたっぷりと使っているので制作時に充分乾燥させていますが、真まで完全に乾燥するには2年ほど時間が掛かります。その2年間で演奏者にしっくりと馴染む様になり、音は乾燥すればするほど良くなっていきます。表面が乾いて入れば滅多にかぶれる事はありませんが、漆に特に弱い体質の方は稀にかぶれる事があります。その場合は皮膚科に行き、ステロイド(リンデロンAやVクリーム)の塗り薬を処方してらえばすぐに治りますのでかぶれが広
るようであれば無理をせずにすぐに皮膚科に行って処方してもらってください。かぶれたヘニュード・イオンカはお風呂場のような湿度の高い場所で1週間程保管すればかぶれる事はなくなると思います。



▼日頃のお手入れ

●柔らかい布で指紋などを傷つかないように拭いてあげるようにします。それでも取れない汚れは軽く水を含ませた柔らかい布で拭いてあげてください。

●ケースなどに入れて持ち運ぶ際は直に入れず絹の布に包んでおくと摩擦で綺麗な艶が出ます。


●漆は水の要素で成り立っていますので極度の高温状態や乾燥は絶対に避けてください。

●紫外線は漆自体の劣化の原因となりますので直射日光に長時間晒す事は避けてください。


●強い衝撃や鋭利な衝撃を与えると破損しますので大切に扱ってください。

●漆は優れた抗菌効果や殺菌力も有りますが、ヘニュード・イオンカの内部が臭い出してくる様でしたら、柔らかいスポンジなどで水を流しながら洗って下さい。水には強いので水濡れには気にすることはありませんが、何時間も水に浸けておくようなことは避けてください。



●漆は強靭な強度を持っていますが海外へ持っていくような事がある時は、必ずハードケースのような物(木の板などで作るのが一番安全です)で保護してください。空港の荷物は乱雑に扱う事が多く、重い荷物などで壊される事があります。



漆ヘニュード・イオンカは楽器である事は勿論ですが、本堅地塗りを施した時点で美術品でもあります。
そして約2年の歳月をかけて演奏者に合ったように変化していきます。
人工物を一切使わず天然の物だけで作られている為、呼吸している生き物です。
大事にして育てれば必ず気持ちに答えてくれます。
素晴らしい漆ヘニュード・イオンカとの時間を心より願っております。




ヘニュード・イオンカshop site
kuroshioart.cart.fc2.com/




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2010年10月26日(火)~31(日)

先住民アートブースでの出店になります。
31日は中野でのチャランケ祭のため店頭にはいませんがそれ以外の日は店頭にいますので是非お越しください。

ヘニュード・イオンカももって行きますので東京にお住まいの方は是非!



JOMO-T展 縄文×Tシャツアート展開催!


ストリートに縄文パワーを!
さまざまな分野で活躍する約60名のアーティストが、
“縄文”への思いをTシャツに表現。

ラフォーレミュージアム原宿が縄文Tシャツで彩られます。


【実施概要】
主催:青森県/ 財団法人地方自治総合センター
企画・制作:jomonism
会場:ラフォーレミュージアム原宿
東京都渋谷区神宮前1-11-6
会期:2010年10月26日(火)~31日(日)
時間:11:00~19:00(最終日のみ18:00終了)

入場料:無料


青森県は北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録を目指し、
音楽、映像、ダンス、インスタレーション、ファインアート、工芸などあらゆるシーンで、
この縄文文化に触発されたアートムーブメントを起こすことをめざしています。

jomonismはその思いに共感し、この度、
『Jomo-T展』を企画・協力させていただくことになりました。
ぜひ、会場に足を運び、縄文パワーを肌で感じてください。


【メインエキシビジョン Jomo-T展(ゲストアーティスト展)】
■参加アーティスト
あいはらひろゆき(絵本作家) +下田雪子(絵本作家・イラストレーター)
浅野忠信(俳優)
ARATA(俳優・デザイナー)
石川直樹(写真家・冒険家)
石川ゆみ(布小物作家)
伊藤桂司(グラフィックデザイナー)
猪風来(縄文野焼き技法の第一人者)
IMAONE(グラフィックデザイナー・イラストレーター)
VIX(グラフィックアーティスト)
we+(クリエイティブ・スタジオ)
wool, cube,wool(バッグ・アクセサリーデザイナー)
エンライトメント(アーティスト集団)
扇谷一穂(ミュージシャン・イラストレーター)
大塚いちお(イラストレーター)
大山康太郎 a.k.a. Mon(アーティスト)
大谷友介(音楽家)
OKI (OKI DUB AINU BAND)
kazepro(クリエイティブエージェンシー)
片岡鶴太郎(俳優・画家)
片桐仁(俳優)
金理有(陶芸家)
小林武人(3DCGデザイナー)
坂崎幸之助(THE ALFEE)
坂巻善徳 a.k.a.sense(美術家・クリエイティブディレクター)
塩川いづみ(イラストレーター)
JUN INOUE(アーティスト)
TADAOMI SHIBUYA(アーティスト・イラストレーター)
白根ゆたんぽ(イラストレーター)
鈴木康広(アーティスト)
ソエジマヤスフミ(映像作家)
高橋昴也(映像作家)
田沢千草(絵本作家)
多田玲子(イラストレーター)
土屋亮真(キャラクターデザイン)
常田朝子(イラストレーター)
長谷井宏紀(映像作家)
buffalo-D(デザインプロダクション)
ババアツシ(画道家)
PUNK DRUNKERS(デザイン集団)
日比野克彦(アーティスト)
Hogalee/mashcomix(イラストレーター)
majio(絵描き)
松の木タクヤ(アーティスト)
宮澤ナツ(絵本作家・イラストレーター)
メチクロ(造形作家)
柳生真吾(園芸家・八ヶ岳倶楽部代表) +田嶋吉信(グラフィックデザイナー)
箭内道彦(クリエイティブディレクター)
柳澤正希/mashcomix(イラストレーター)
山口 要/エンライトメント(アーティスト)
山本景子(造形作家)
山本二三(美術監督)
工藤典子(空間実験室)
トヨカワチエ(空間実験室)
わじ(空間実験室)
安芸早穂子 (画家)
齋藤広康(グラフィックデザイナー)
萩尾 望都(漫画家)
田口ランディ(作家)
山田スイッチ(エッセイスト)
尾崎伸行(アートディレクター)/チーム東北(グラフィックデザイナー)

たくさんの縄文好きな有名人の方々に
ご参加いただけることになりました。



【縄文Tシャツアートコンテスト 受賞作品展】
jomonism主催の[縄文Tシャツアートコンテスト] の受賞作品も同時展示。
入賞作品はすべてパネル展示いたします。
来場者の皆さまには、会場で入賞作品に投票していただき、「来場者賞」を決定します。


【アーケオロジカルアートTシャツ展】
各地の考古博物館=アーケオロジーミュージアムに保存されている土器や土偶、
日本列島のルーツを知る上で、貴重な手がかりとなった太古の遺構や遺物に敬意を表し、
その中から選りすぐった20数点をjomonismメンバーがオリジナルTシャツ化。
会場内で展示・販売いたします。

縄文の魅力をたっぷりと伝える力作が揃いました。


【先住民アート展】
自然とともに暮らす先住民の文化には、縄文的価値観と
類似したものを見ることができます。縄文と共鳴するアイヌ民族、
アボリジニのアート、ネイティブインディアンアートなどをモチーフとした
Tシャツやグッズを招聘し、展示・販売いたします。


原宿で、縄文を、肌で感じる6日間をお見逃しなく。
最後に、今回の企画展への参加を快く承諾いただいた
すべてのアーティストの皆さまに心から感謝いたします。



僕はソロ(15・16・17日)とアイヌアートプロジェクトで参加します!
オーストラリア伝統楽器と紹介されているのでまたもやジュンゲリンを鳴らします!
またもや本名を曝け出されております(笑)

皆さん応援よろしくお願いします!


 

 

●先住民族サミットinあいち2010●
   COP10関連イベント


先住民族サミットinあいち2010:10月15日~18日



フォーラム「生物多様性と先住民族が伝える共生の知」&音楽交流祭 
「自然と人、人と人の繋がり」

主催:愛知県立大学、WIN-AINU(世界先住民族ネットワーク=アイヌ)、朝日新聞社



<1日目>

10月15日(金)朝日ホール・朝日新聞社前の屋外スペース

・フォーラム:朝日ホール13:00~16:00

セッション1「先住民族の現状と生物多様性」&参加者スピーチ

基調トークは、萱野志朗、山田勇、渡邊欣雄、カナル・キソル、稲村哲也他による。

・マウコピリカ音楽祭:

朝日新聞社前の屋外スペース 16:00~18:30

アイヌアートプロジェクト、ミナミナの会

マーキージョモラ(オーストリア先住民の楽器演奏)

マオリの戦闘舞踊

ネパール民族音楽、深川和美童謡サロン他

*この日は、COP10本会議に参加する先住民族約100名との交流を含む。

・レセプション 19:00~21:00 朝日ホール



<2日目>

10月16日(土)モロコロパーク(地球市民交流センター)

・フォーラム:地球市民交流センター・多目的室

セッション2「先住民族の研究と実践」10:00~14:00

小野有五、清水展、後藤明、結城幸司、秋辺日出男、島崎直美、阿部健一、先住民族の代表(数名)

セッション3「人類の進化と古代からのメッセージ」

12:30~14:00

渡邉毅、大貫良夫、杉山三郎

・マウコピリカ音楽祭:

地球市民交流センター・屋内広場14:30~17:30

アイヌアートプロジェクト、ミナミナの会、マオリの戦闘舞踊、ネパール民族音楽、エイサー、深川和美童謡サロンなど、アイヌ民族と世界の先住民族等による、音楽・舞踊等の交流。エスニック料理、民族工芸品などもブースにより出店。

<3日目>

10月17日(日)野外民族博物館リトルワールド

・カムイノミ:リトルワールドのアイヌ家屋 10:30~11:00

・トリンギットとアイヌ民族の口承伝承:

リトルワールドのトリンギット家屋11:30-12:00

・先住民族音楽祭:

12:45~14:00 中央通路

アイヌアートプロジェクト、ミナミナの会

ネパール民族音楽、マオリの戦闘舞踊など

(14時以降は、関係者のリトルワールド見学)



<4日目>

10月18日(月)愛知県立大学学術文化交流センター

・フォーラム:講堂12:50~16:00

セッション4

「生物多様性と先住民族の役割・研究者やNPOの連携」

小野有五、山田勇、萱野志朗、結城幸司、阿部健一

本多正也、先住民族の代表(数名)

・エンディング 音楽交流など:講堂16:10~17:40

アイヌアートプロジェクト、マオリの戦闘舞踊

北米先住民の儀礼など

・パーティ:多目的ホール18:00~

食事をしながら、交流を続ける。





http://www.for.aichi-pu.ac.jp/tabunka/sekainosato/minzoku/minzoku-presenter.html
富士アイヌ縄文祭り
<縄文の里、西湖鎮魂祭>



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西湖の樹氷祭りで出会った「飾り花」とアイヌの「イナウ」が同じ形をしていたことから始まった、西湖の旅。この「イナウ(飾り花)」を先祖代々受 け継いできた継承者、渡辺昭三さんから西湖にまつわる歴史、野生動物との関り方、自然を熟知した、渡辺さんのお話とアイヌアートプロジェクトのマーキー ジョモラさんのお話を伺います。


渡辺昭三さん

イナウ(飾り花)を先祖代々受け継いできた継承者であり、野鳥の森公園の元館長、樹氷祭りの発起者。
現在、野鳥の森公園に展示されている「丸木船」を昭和56年7月29日西湖の湖底から発見。
全長11mで県内最大にして最古の船。
昭和41年西湖根場地区で起きた、土石流での生存者でもあります。
今尚13名の方が90mの湖底に眠っています。


マーキー ジョモラ

2000年にオーストラリア、北東アーネムランドにて伝説のイダキ(ディジュリドゥ)マスター、
ジャルー・グルウィウィと出会い、イダキの伝統奏法、伝統曲、製造方法を学び孫となる。
13日間に及ぶ儀式にダンサーとして参加を許され、一族の血を表す赤オーカー(儀式の際身体につける顔料)を受け、守護霊とアボリジニとしての3つの名前と秘密の名前をもらう。
二回目の訪問により太古の日本人がカヌーで村を訪れ、共に儀式を共有し、今でもその唄を歌い継いでいる事をジャルーより伝えられ、その曲を伝えられる。
2004年にアイヌ民族にもディジュリドゥと同じ原理の楽器があることを知り、北海道に渡り、二人だけとなっているへニュード・イオンカ伝承者、石井ポンペ氏,秋辺今吉氏と出会い、ジャルーより伝えられたイダキ製法によりへニュード・イオンカを制作。
現在、札幌のアイヌ芸術集団「アイヌアートプロジェクト」での演奏や、石井ポンペ氏、秋辺今吉氏と共にヘニュード・イオンカ復興活動中。

イオンカ ヘニュード

アイヌ民族に残る棒状の音階のない笛で地響きのような音を出す楽器。
江戸時代から明治にかけてアイヌモシリ(北海道)へ渡った様々な歌人達に詠われており、アイヌ民族において盛んに吹き鳴らされていたことが伺える。
また国内に限らず、樺太、台湾、ハワイ、インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア、南米にも同原理の楽器が存在し、特にオーストラリア のディジュリドゥが有名であるが、ディジュリドゥもインドネシアやパプアニューギニアから渡ってきた可能性が極めて高く、楽器の分布や各地の神話から古代 日本列島から渡っていった可能性がある。
どの地域においても目に見えない世界と交信する為の道具とされており、極めて重要な扱いをされている。



イナウ(飾り花)

イナウとは北海道アイヌ民族の男性がカムイ(神)に捧げる聖なる物で、ヤナギやミズキ、キハダの木の皮を剥きイナウケマキリという特殊な小刀を使って薄くカールさせる様に削り装飾したもので削る方向、削り方によって男女の性別が存在する。
通常は柳で作られ、ミズキはカムイモシリでは白銀になり、キハダは黄金になるとされ、特別視される。カムイノミ(カムイに願いを立てる儀式)やイ チャルパ・シンヌラッパ(先祖供養)などの儀式においてはイナウにお神酒が捧げられるが、イナウに捧げたお酒はカムイモシリに届く時には6倍になるとい う。
捧げるカムイや儀式によっていくつもの種類があり、カムイモシリ(神々の世界)とこの世を繋ぐ物として重要な役割を担っている。
神社で使われる御幣に似るが紙の部分が木の削りかけで出来ているもので、御幣の原型とも言われている。
本州においても京都、岐阜辺りから東北にかけて削り花・削りかけ・カギバナ・飾り花などの名称で同様の物が存在するが、いずれも小正月(旧暦元旦から15日後)に神棚や祭壇に飾るという風習において一致している。

当日、参加者皆さんでイナウを製作し、出来上がったイナウを持って西湖に行き鎮魂の儀を執り行います。



日程: 8月22日(日) 
場所:西湖野鳥の森公園 481-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068-1

10:30~12:00 マーキージョモラさんのお話、イオンカ ヘニュードのワークショップ。

12:00~13:00 昼食(野鳥の森公園内にレストランがあります)

13:00~14:00 渡辺昭三さんのお話

14:00~15:30 イナウ(飾り花ワークショップ

16:00~ 西湖湖畔に移動し鎮魂の儀

参加費: マーキージョモラ お話&ワークショップ 1000円
イナウ(飾り花)ワークショップ   1000円
(高校生以下 500円)
黒耀石



黒曜石は日本列島に人が移り住んだと言われている紀元前2万年以上前から青銅器・鉄器が主流になる弥生時代まで約2万年近く人々に使われてきまし た。石器時代や縄文時代というのは黒曜石無しでは語ることの出来ないほど人々と共にあったものです。主にナイフ、矢じり、槍の矛先などに使われましたが、 実用的な ものだけでなく黒曜石のナイフなどはお守りなどとして呪術的な意味合いも持っていたようです。古代人にとって狩りというものは、ただ動物を捕るのではな く、しばしば男女の性愛をモチーフとされます。古代人にとっては獲物は女性であり、男性的な矢や槍によって捉え自分達の命を育みます。だから狩りに出る事 ができるのは男性だったのです。
狩りとは生命を繋ぐ神聖な行為だったのです。

人間は他の命を頂いて生かされています。生命を与えてくれる動植物を狩る事は生活の上で最も身近な神聖な行為だったのではないでしょうか?その道具として使われた黒曜石に持たされる意味合いは・・・想像するに容易ですね。

黒曜石の産地は北海道、長野、伊豆、伊豆諸島、島根、大分などに有りますが、その中でも長野県和田峠・星糞・星ケ塔~八ヶ岳付近は一万年以上前か ら大規模な黒耀石加工場を持ち、関東を主に全国から良質な石や道具を求めて人がやって来た聖地です。黒曜石の流通経路を見るだけでも縄文時代の平和なイ メージが湧いてきます。その他にも漆や布を織る技術などの技術の高さを見ると既に1万年以 上前から日本列島では自然の領域を侵さず、慎ましやかに文化の高い生活を営んでいた事が分かってきます。


今このような時代に私達の祖先である縄文人達の精神をDNAの底から思い出す必要があるかもしれません。
私たちの祖先は地球と共に生き、生かされ、癒され、存在することの感謝を歌い踊っていたことでしょう。
古代人達にとってはきっと生きる事そのものが神聖だったのでしょう。



黒曜石はその一端を思い出させる祖先から伝わる宝石を超えた大切な宝物なのです。



◎また黒耀石は癒しの石として、シャーマンストーンとしてもとても優れていています。瞑想に、癒しに素晴らしい恩恵を与えてくれることでしょう☆





ancient magical stone of Obsidian

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プロフィール
HN:
Marquee Djomula
性別:
男性
自己紹介:
マーキー・ジョモラ

2000年にオーストラリア、北東アーネムランドで伝説のイダキ(ディジュリドゥ)マスター、ジャルー・グルウィウィと出会い、イダキの伝統奏法、伝統曲、製造方法と文化を学ぶ。
13日間に及ぶ儀式に参加を許され、一族の血を表す赤オーカー(儀式の際身体につける顔料)を受ける。
守護霊と3つの名前 、秘密の名前をもらいジャルーの孫として受け入れられる。
二回目の訪問により太古の日本人がカヌーで村を訪れたという唄を歌い継いでいる事を知る。

2004年にアイヌ民族にディジュリドゥと同じ原理の単筒笛(たんとうてき)、へニュードとイオンカを発見。その伝承者、石井ポンペ氏(ヘニュード)、故・秋辺今吉氏(イオンカ)と出会い、ジャルーより学んだ製法によりへニュードとイオンカの制作を始め、漆ヘニュード・漆イオンカに辿り着く。
その他、約三年に渡るフィールドワークにより沖縄の単筒笛の存在、東北蝦夷のコサ笛の伝統的な作り方を発掘。

現在、古代ヤポネシア精神を復興する為に全国各地でのソロ演奏活動や日本列島における単筒笛文化啓発活動をしながら、故・秋辺今吉氏の意思を継ぐ為にワークショップも主催。

ソロ活動の他にトライヴァルロックバンド・アイヌアートプロジェクトでの演奏や、石井ポンペ氏との共演を重ね、伝統奏法を元に新たなヤポネシア奏法を模索し続けている。



黒潮文化の会代表。
http://marqueedjomula.web.fc2.com/index_mg.html


hi i`m marquee djomula. i study traditional aboriginal music. when i was 23years old, i met one great parson,djalu gurruwiwi. he gave me big love and secret name to me. he teach me how to play yolung style.and how to make yidaki. and join to dance on 13days ceremony.and djalu painted red orcar on my body. then i start visit djalu and lean spirit. when i visit secand time,djalu teach me one story from longlong time ago. it`s about japanese people visited the yolng villege by cunoe and dancing together. yolng people has a song about it and still sing on ceremony. it`s very very important for japanese people`s spirit and mind. perhaps can find a didgeridoo conection about from yaponesia to sundaland! when i was 26years old i find a japanese indigenous people(call ainu) have same principle of didgejedoo. call henyudo or ionka. then i start seaching yaponesian(japan`s old name.befor civilization) music and revivaling henyudo and ionka culture with last legendaly parson.


E-mail: marqueedjomula@gmail.com

★CD(古いCDデッキだと再生されない事があります)
Return to tribe
Marquee djomula
¥2000

★ディジュリドゥ教則DVD
How to traditional style 初級者編
\3500

CDとDVDはmarqueedjomula@gmail.comへご連絡ください。



2008MARQUEE DJOMULA ALL RIGHT RESERVED
※このブログに書いてある内容、その他の権利はマーキー・ジョモラ本人にあります。許可無く転載は一切する事が出来ません。
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