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黒潮文化の流れ
  
morewkonrek(モレウコンレク)
意味:渦巻を持つ髭
伝承者育成事業第3期卒業生
8歳の頃からアイヌ古式舞踊を踊り、23歳よりアイヌ文化の担い手を養成する事業に参加し、アイヌ文化全般を習う
専門分野はアイヌ古式舞踊、アイヌの食文化、木彫
好きな文様はmorew(渦巻文様)
現代でも使いやすいmakiri(マキリ)を専門として製作している。
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「向かい風にのって」





 LIVE : 内田ボブ、マーキー・ジョモラ

open17:00〜 start17:30〜
懇親会19:30〜

料金 : 2000円+one order
※懇親会参加の方は別途1000円+飲み物各自となります。

場所: てんカフェ
〒418-0077
静岡県富士宮市東町21-9
tell : 0544-25-1316

駐車場は先着で10台分有ります。他は近所にコインパーキングが有ります。
 

今年もやって参りました!今月21日からアイヌアート展開催です!

僕はアラハバキ文字バージョンのイオンカも出します。
他にも本物天然漆をふんだんに塗り込めた皿や箸なども出す予定です。
イオンカ以外の物で食器類をよく作っていますが。これは食べ物を頂くときくらい本物の食器で頂こうよ!っと言うコンセプトです。

漆は強烈なかぶれや赤や黒と言った色が魔除けの効果を発揮すると縄文の古来から言われ続けてきました。
今でも冠婚葬祭などで本物の漆器が使われたりする理由はここにあります。

生きる基本は他の命を頂く事から。
そういう気持ちを込めて食器に漆を塗っています。
是非こちらもご覧頂けたらと思います。

他にもアイヌアートが沢山!
是非足を運んで下さい!



ギャラリーモーツァルト
アイヌアートの「tane」(今)
今を生きる
今に繋ぐ

今 のアイヌ語で「tane」
Taneが伝われば 過去も未来も存在する アイヌアートの世界から
tane 27日まで


ギャラリーモーツァルト
東京都中央区京橋1-6-14YKビル一階
03-6228-6848
http://g-mozart.jp/

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Bay-G'z & SLUDGE presentz



OPEN 17:00 - CLOSE 23:00
ADV.¥1500-[&1D]
DOOR.¥2000-[&1D]
at.BAYSIDETOMCATS

■BAND■

SLUDGE
Bay-G'z wiz BAYGzBAND
MarqueeDjomula
ボンクラ峠
LOW NOISE TAPE
JFC

■MC■
CHALLI
3STATE HOME BOY
H-LUQ
DUSTY-I

■DJ■
MOTS
DJ 竜也
DJ ZAKU
DJ 4GEE

■TATTOO■

CALL MY OWN TAT

■LIVE PAINT■

DISACOF

■SKATE■

WATER COLOR

■SHOP■

10ATTITUDE
R.T.M
黒潮アートギャラリー
HELLzBRIGADE

■FOOD■

440

and YOU!



麗し、潤しが語源と言われている漆はその名の通り美しい外観と水の力によって作られます。
日本は世界最古の漆文化を持っていますが、現在確認されている最古の物は縄文草創期(12000~10000年前)の物が福井県の鳥浜貝塚から出土しています。その他にも北海道で1万年を越す漆器が発見されていますが、この先もっと古い漆器が出土されるのではないかと専門家達は予測しています。
漆は1万年前の漆器が今でも残っている事から解るように強靭な塗膜や防腐性を持っていますが、それだけではなく、表面の美しさ、塗りの難しさ、そして強烈なかぶれから神秘的な力があるとされており、縄文期から今に至るまで特別な扱いを受けてきました。縄文期では神具として使われていたことが解っており、弥生や古墳時代にも棺や宝刀など日本人にとって漆は神聖な異世界と密接な関係を持っています。現代では仏壇の塗装や冠婚葬祭など今でもその心は変わっていません。
ただ漆なら何でも1万年もつかと言ったらそうではなく、縄文時代の漆の技術というのは今の漆塗りの技術とほぼ変わらない高い技術を持っていた事が分かっています。漆を濾す為の布を織り、精製し、丁寧に付けられた下地と幾重にも塗り重ねられた漆器だからこそ長い年月朽ちることなく形を留めているのです。漆を濾す布を織る技術があった事からしても、縄文人たちの文化は私たちが想像しているよりも遥かに高い文化を持っていた事は間違い無く、その技術力で帆を作り風を捕まえ遠い海外へも行っていた事でしょう。
特に赤と黒を好んだ縄文人達は鉱物から水銀朱や弁柄といった顔料を見つけ出し、朱漆を作り出すことに成功し、数多く利用してきました。縄文人達には神に捧げる神具である土器の制作を担う専門集団がいた事が分かっているように、漆器の専門集団がいた事でしょう。

これほど進んだ漆文化も残念ながら弥生以降には簡略化され技術は受け継いがれることは無く、中世に中国から技術が逆輸入されるまで漆の暗黒期が続きました。






アイヌ文化と漆器

アイヌ文化を見てみると、カムイノミ(神に願いを立てる儀式)などの儀式には見事な漆器群が並びます。北海道には漆が採れる程の木が無かった為、北海道の縄文人達は持ち前の交易術で縄文期には青森から入手し、アイヌ民族と呼ばれるようになった中世には主に輪島地方から漆器を手に入れていました。アイヌはよほど漆を重宝したらしく、中世には交易の為輪島から多くの塗師が北海道に渡っており、アイヌ達は重要な神具であるイクパスイ(酒棒)に漆を塗らせたりしていました。今でもアイヌ達が神具として大事に扱ってきた古い漆器がたくさん残っています。漆は儀式に無くてはならない物だったので、そこに縄文人達の面影を見る事が大いにできます。本土でもそうですが北海道においても、土器が使われる事が無くなり木の文化になった背景には鉄器の文化と共に漆文化も深く関わっていたのです。
明治時代に本格的に開拓されるまでアイヌ達は自然界を畏怖し、カムイ達と暮らす昔ながらの生活を大事に守ってきましたから、現在も残るアイヌ民族の儀式には縄文期、日本列島で行われていた儀式様式をほぼ残しているのでしょう。






漆ヘニュード・漆イオンカ

太古の昔より神への捧げ物として日本列島で使われてきた漆、それをヘニュード・イオンカという魔術的な楽器に取り入れて一つの神具として、日本列島に合った形で造り上げたいと思う気持ちが発端で漆ヘニュード・漆イオンカは産まれました。
作り方もただ塗るのではなく本堅地という正統な作り方で何重にも下地を付け、中塗りから上塗りまで幾重にも塗り重ねています。楽器で有る事は勿論ですがそれだけではなく一つの作品として、一つの神具としての制作を心がけています。アイヌ民族においてヘニュード・イオンカに漆を塗った形跡は見当たりませんが、日本独特の混ぜ合わせ精神でより良い物を目指すことによって漆ヘニュード・漆イオンカを造りました。その甲斐あって音も素晴らしく、耐久性にも優れた一品となる事に成功しました。
この楽器に惹かれる人達は、多かれ少なかれこの音に何か神聖な物を感じとっているからではないでしょうか?正に本来この同原理の楽器がある地域ではそのように扱われ、霊界とのコンタクトや語りかけるために使われています。そこに漆を取り入れる事によってより強力に自然界のスピリットを受ける事が出来るように魂を込めて作り上げた漆ヘニュード・漆イオンカ。
これを受け取る人にDNAの底から記憶とスピリットが沸き立つ事を願っています。


マーキー・ジョモラ






漆ヘニュード・イオンカのお取り扱い方・お手入れ

漆は取り扱いに注意しなければならない事が何点かあります。

先ず、本物の天然漆をたっぷりと使っているので制作時に充分乾燥させていますが、真まで完全に乾燥するには2年ほど時間が掛かります。その2年間で演奏者にしっくりと馴染む様になり、音は乾燥すればするほど良くなっていきます。表面が乾いて入れば滅多にかぶれる事はありませんが、漆に特に弱い体質の方は稀にかぶれる事があります。その場合は皮膚科に行き、ステロイド(リンデロンAやVクリーム)の塗り薬を処方してらえばすぐに治りますのでかぶれが広
るようであれば無理をせずにすぐに皮膚科に行って処方してもらってください。かぶれたヘニュード・イオンカはお風呂場のような湿度の高い場所で1週間程保管すればかぶれる事はなくなると思います。



▼日頃のお手入れ

●柔らかい布で指紋などを傷つかないように拭いてあげるようにします。それでも取れない汚れは軽く水を含ませた柔らかい布で拭いてあげてください。

●ケースなどに入れて持ち運ぶ際は直に入れず絹の布に包んでおくと摩擦で綺麗な艶が出ます。


●漆は水の要素で成り立っていますので極度の高温状態や乾燥は絶対に避けてください。

●紫外線は漆自体の劣化の原因となりますので直射日光に長時間晒す事は避けてください。


●強い衝撃や鋭利な衝撃を与えると破損しますので大切に扱ってください。

●漆は優れた抗菌効果や殺菌力も有りますが、ヘニュード・イオンカの内部が臭い出してくる様でしたら、柔らかいスポンジなどで水を流しながら洗って下さい。水には強いので水濡れには気にすることはありませんが、何時間も水に浸けておくようなことは避けてください。



●漆は強靭な強度を持っていますが海外へ持っていくような事がある時は、必ずハードケースのような物(木の板などで作るのが一番安全です)で保護してください。空港の荷物は乱雑に扱う事が多く、重い荷物などで壊される事があります。



漆ヘニュード・イオンカは楽器である事は勿論ですが、本堅地塗りを施した時点で美術品でもあります。
そして約2年の歳月をかけて演奏者に合ったように変化していきます。
人工物を一切使わず天然の物だけで作られている為、呼吸している生き物です。
大事にして育てれば必ず気持ちに答えてくれます。
素晴らしい漆ヘニュード・イオンカとの時間を心より願っております。




ヘニュード・イオンカshop site
kuroshioart.cart.fc2.com/




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プロフィール
HN:
Marquee Djomula
性別:
男性
自己紹介:
マーキー・ジョモラ

2000年にオーストラリア、北東アーネムランドで伝説のイダキ(ディジュリドゥ)マスター、ジャルー・グルウィウィと出会い、イダキの伝統奏法、伝統曲、製造方法と文化を学ぶ。
13日間に及ぶ儀式に参加を許され、一族の血を表す赤オーカー(儀式の際身体につける顔料)を受ける。
守護霊と3つの名前 、秘密の名前をもらいジャルーの孫として受け入れられる。
二回目の訪問により太古の日本人がカヌーで村を訪れたという唄を歌い継いでいる事を知る。

2004年にアイヌ民族にディジュリドゥと同じ原理の単筒笛(たんとうてき)、へニュードとイオンカを発見。その伝承者、石井ポンペ氏(ヘニュード)、故・秋辺今吉氏(イオンカ)と出会い、ジャルーより学んだ製法によりへニュードとイオンカの制作を始め、漆ヘニュード・漆イオンカに辿り着く。
その他、約三年に渡るフィールドワークにより沖縄の単筒笛の存在、東北蝦夷のコサ笛の伝統的な作り方を発掘。

現在、古代ヤポネシア精神を復興する為に全国各地でのソロ演奏活動や日本列島における単筒笛文化啓発活動をしながら、故・秋辺今吉氏の意思を継ぐ為にワークショップも主催。

ソロ活動の他にトライヴァルロックバンド・アイヌアートプロジェクトでの演奏や、石井ポンペ氏との共演を重ね、伝統奏法を元に新たなヤポネシア奏法を模索し続けている。



黒潮文化の会代表。
http://marqueedjomula.web.fc2.com/index_mg.html


hi i`m marquee djomula. i study traditional aboriginal music. when i was 23years old, i met one great parson,djalu gurruwiwi. he gave me big love and secret name to me. he teach me how to play yolung style.and how to make yidaki. and join to dance on 13days ceremony.and djalu painted red orcar on my body. then i start visit djalu and lean spirit. when i visit secand time,djalu teach me one story from longlong time ago. it`s about japanese people visited the yolng villege by cunoe and dancing together. yolng people has a song about it and still sing on ceremony. it`s very very important for japanese people`s spirit and mind. perhaps can find a didgeridoo conection about from yaponesia to sundaland! when i was 26years old i find a japanese indigenous people(call ainu) have same principle of didgejedoo. call henyudo or ionka. then i start seaching yaponesian(japan`s old name.befor civilization) music and revivaling henyudo and ionka culture with last legendaly parson.


E-mail: marqueedjomula@gmail.com

★CD(古いCDデッキだと再生されない事があります)
Return to tribe
Marquee djomula
¥2000

★ディジュリドゥ教則DVD
How to traditional style 初級者編
\3500

CDとDVDはmarqueedjomula@gmail.comへご連絡ください。



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※このブログに書いてある内容、その他の権利はマーキー・ジョモラ本人にあります。許可無く転載は一切する事が出来ません。
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