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黒潮文化の流れ
6月22,23,24日と京都のライヴ。写真家とがちゃんの企画。
京都は何回か旅行で来た事はあったけど、ちゃんと滞在するのは初めて。初めの印象はとにかく街なのに空気が綺麗。京都は盆地で山々に囲まれてるから毎朝街に霧が降りて排気ガスにまみれた空気を更新するそうだ。だから建物も煤けてない。
しかも風水によって気の流れがスムースになるように街造りされてるから気分がとてもいい。
街に寺が普通に溶け込んでるし、ちょっと行けばキャンプできるような自然があるし、とにかく京都は最高に気に入った!!!

6月22日 LIVE AT VILLEGE。めちゃんこ美味いオーガニックフードのお店。店内も麻のフロアーだったり洞窟チックな雰囲気だったり、とにかく店長のたっちゃんが柔らかくて温かいナイスマン!
久しぶりに会う友達も来てくれていい感じ。
機材をつなげようとしたらなんと繋がらない・・・
う~ん・・・ギターアンプでやるか・・・
という事でギターアンプに繋げてライヴ。
音響をやってくれる人がいないから相当心配だったけどやるしかない。
白塗りもやろうとしたけど下が麻のフロアーだから洗って落ちるものでもないし派手には出来ない。
ここでも聴かせるライヴにしようか迷ったけどやるしかないっしょ!
何でここまで俺が聴かせるライヴはしないかという事をここで説明しておきたいんだけど、


はっきり言って聴かせるライヴには飽き飽きだぜ!
人前でオナニーするほど俺は変態じゃないぜ!
イダキでも何でも部族的な楽器ってのは踊るためにあるんだよ!
みんなで踊んなきゃ俺が伝えたい事、コニャガラ(俺のお世話になり、イダキを学び儀式に参加した村)で学んできた事、伝えられないじゃん!

ってこと。
俺が伝えたい事・・・それは太古からの習わしに従って儀式をし、人間の根源的な体験をすることで頭でなく体で解らしてしまうという事。だから白塗り(白塗りはアボリジニに代表されるけど、アフリカでも南米でも未開の部族では今でも儀式の時に習わしとして行われる。アボリジニの場合他に黄色、赤とあり、それぞれ特別なダンスの時に塗られるが、赤は一族の血を表し、アーネムランドでは貴重な顔料)
にして、輪になって踊る。ちなみに輪になって踊るのはアイヌ民族の踊り方。

ヘニュードの音で輪になって踊る。輪になって踊る事でエネルギーは回転し、地面を軸に上昇(熱気)と下降(足踏み)し、スパイラルになって天と地を結ぶ。神社なんかでしめ縄しめてる木とか岩とかあるでしょ?あれは神籬(ひもろぎhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B1%AC)って言われるんだけど、しめ縄ってスパイラルでしょ?要はスパイラルは天地を結ぶ根源的な働きって事。だから輪になって踊ることは天地を結ぶ神聖なエネルギーの柱をおっ建てて、森羅万象と繋がるって事。そこに究極の癒しがあるって事。
それは頭で解っていようが解ってなかろうが、やればなっちゃうもんなんだ。世の中にはそういうものがあってそれらは神聖なものとされている。真言(マントラ)とか印とかヨーガとかネイティヴの人々の踊りとか掛け声とか・・・・・・・・・・

じゃあアボリジニはどうかって言うと、様々な動物の模倣、物語りの実演が踊りの中心なんだけど、それらは太古の昔から護り伝わってきた体を使った印のような働き。解りやすくいえばヨーガのポーズみたいなものかな。


ということでやっちゃいました。そしたらみんなディジュリドゥは座って静かに神秘的に聴くもの、みたいな先入観あるみたいで、戸惑っちゃった。
でも無理やり踊らして(笑)最後は手拍子で締めておしまい。
ちょっと、強引だったかな?と思いつつもやるしかなかった俺を許しておくれ・・・みんな・・・

6月23日、京都の老舗クラブMETOROにて泥んこ祭り。BIG FROGがベースの人の骨折により出れなくなったから急だけど出てくれということで(笑)出ることに。
クラブの中はジャングルのようにデコレーションしてあってこれまたいい雰囲気。サウンドコーディネーターも関西地区最高の人らしく、いい環境で吹くことが出来る。いつも俺はステージでやらないでフロアーでやるんだけど、ここはステージとフロアーの間に1メートルくらいの柵がある。どうしよう・・・
クラブも長方形だからきっとステージでやらなきゃ後ろの人、観えないよな~・・・
ステージに何人か呼んで躍らせるか?でもそんなにスペースもないな~・・・・
・・・・どうしよ・・・・・
え~い!どうにでもなれやー!
ってことで本番。やっぱりステージ降りてやった。
22日にも来てくれてたエミリーって言うアメリカから日本に来ていろんな事学んでるナイスガールが踊りまくってる、その横で男も踊りまくってる。俺、グラサンしててよく見えない・・・
うおー!とにかく吹きまくるしかないぜー!
って感じでやりきりました。
その後は、ダブの日本人では第一人者のこだまさんが出たり、OTOWAとセッションしたり、楽しく遊びました。

6月24日、ほんやら洞。
ここほんやら洞は日本のヒッピー、ビートニクの本拠地みたいなものでアメリカから数々の有名なビート詩人などが60~70年代に訪れてるカウンターカルチャーの歴史深い所。2階建てで1階は喫茶店。
そこの本棚と本が山積みにされた板張りの2階にスピーカー、機材を運び込み道端で取ってきた草木でデコし、蝋燭で灯りを取った怪しい空間でライヴスタート!
この日はほぼ全員白塗り。激しかったな~。みんなで足踏みドスンドスン!ドスンドスン!グルグルグルグル、ドスンドスン、シュウちゃん、ユウジ君、エミリー、眼が飛んじゃってるよ~ドスンドスン

「おぉぉぉーーい!!!やめてくれーーーー!!!」「バケツやら皿やらぼんぼん落ちてくるよーーー!!!」

慌ててオーナーの甲斐さんが階段を駆け上って来て叫んでる。
みんなハッとなって大笑い。
でも1分後またドスンドスン。更に激しくなってドスンドスン。
甲斐さんの事なんか忘れてドスンドスン。

ヘー・ヨー・ルルルル・イヤィ!

楽しかったな~。
ライヴが終わった後もみんな止まらず、シテン君DJで4つ打ちかけて踊る踊る。只の電球のスイッチ、音に併せて切ったり点けたりで手動ストロボ(笑)
甲斐さん閉口。(笑)
ホント楽しいイベントになりました。
その時の映像ナウーシニクデザインのホンダさんが撮ってくれてます。http://www.youtube.com/profile?user=haywhnk


いや~京都!トータルで面白かった。住みたい!
今回色々してくれたとがちゃん、シュウちゃん、シテン君、ほんとにありがとう!
今回出会ったエミリー!本当に心優しい女の娘!
いろんな出会いがありました。

精霊さんありがとう!















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プロフィール
HN:
Marquee Djomula
性別:
男性
自己紹介:
マーキー・ジョモラ

2000年にオーストラリア、北東アーネムランドで伝説のイダキ(ディジュリドゥ)マスター、ジャルー・グルウィウィと出会い、イダキの伝統奏法、伝統曲、製造方法と文化を学ぶ。
13日間に及ぶ儀式に参加を許され、一族の血を表す赤オーカー(儀式の際身体につける顔料)を受ける。
守護霊と3つの名前 、秘密の名前をもらいジャルーの孫として受け入れられる。
二回目の訪問により太古の日本人がカヌーで村を訪れたという唄を歌い継いでいる事を知る。

2004年にアイヌ民族にディジュリドゥと同じ原理の単筒笛(たんとうてき)、へニュードとイオンカを発見。その伝承者、石井ポンペ氏(ヘニュード)、故・秋辺今吉氏(イオンカ)と出会い、ジャルーより学んだ製法によりへニュードとイオンカの制作を始め、漆ヘニュード・漆イオンカに辿り着く。
その他、約三年に渡るフィールドワークにより沖縄の単筒笛の存在、東北蝦夷のコサ笛の伝統的な作り方を発掘。

現在、古代ヤポネシア精神を復興する為に全国各地でのソロ演奏活動や日本列島における単筒笛文化啓発活動をしながら、故・秋辺今吉氏の意思を継ぐ為にワークショップも主催。

ソロ活動の他にトライヴァルロックバンド・アイヌアートプロジェクトでの演奏や、石井ポンペ氏との共演を重ね、伝統奏法を元に新たなヤポネシア奏法を模索し続けている。



黒潮文化の会代表。
http://marqueedjomula.web.fc2.com/index_mg.html


hi i`m marquee djomula. i study traditional aboriginal music. when i was 23years old, i met one great parson,djalu gurruwiwi. he gave me big love and secret name to me. he teach me how to play yolung style.and how to make yidaki. and join to dance on 13days ceremony.and djalu painted red orcar on my body. then i start visit djalu and lean spirit. when i visit secand time,djalu teach me one story from longlong time ago. it`s about japanese people visited the yolng villege by cunoe and dancing together. yolng people has a song about it and still sing on ceremony. it`s very very important for japanese people`s spirit and mind. perhaps can find a didgeridoo conection about from yaponesia to sundaland! when i was 26years old i find a japanese indigenous people(call ainu) have same principle of didgejedoo. call henyudo or ionka. then i start seaching yaponesian(japan`s old name.befor civilization) music and revivaling henyudo and ionka culture with last legendaly parson.


E-mail: marqueedjomula@gmail.com

★CD(古いCDデッキだと再生されない事があります)
Return to tribe
Marquee djomula
¥2000

★ディジュリドゥ教則DVD
How to traditional style 初級者編
\3500

CDとDVDはmarqueedjomula@gmail.comへご連絡ください。



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※このブログに書いてある内容、その他の権利はマーキー・ジョモラ本人にあります。許可無く転載は一切する事が出来ません。
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