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黒潮文化の流れ
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今回のツアーでは天狗がキーワードとなった。
最初に出会ったのは沼津の儀式が終わり、ノリ君に借りた軽トラックに乗って一人で富士山に行った時。


8年前、オーストラリアに行く前に俺は富士の樹海に飲み物も食い物も持たずにディジュリドゥ一本担いで、1月1日の午前2時、樹海に入った。
何でそんなことするの?って理解不能な人もいるだろうけど、心の琴線に触れられ本当にそれに惚れ込んでしまうと人は理性や論理的思考など無くなってしまう。頭の中はそれに占領されそれを掴む為にありとあらゆることを考えるもんだ。
その年の3月にオーストラリアに行く事が決まってた俺は、自分を試した。
ディジュリドゥを始めた時から俺はCDで聞いたアボリジニの音を出したくて出したくて毎日狂った様に練習していた。当然公園で練習してた俺はいろんなディジュリドゥ吹きに声をかけられ一緒に練習しようとか言われた。当時はコンテンポラリーでみんなで仲良く吹くみたいな風潮があった為、それが伝染し、みんな同じ様な吹き方をしていた。だから俺はそれを頑なに拒み、ひたすら一人で練習していた。
吹かない時はアボリジニの音源(kimberley地方のbush fireというアルバム)を聞き続けてたし、とにかくアボリジニの吹く熱い息吹を吹きたかった。3年程、そんな感じで根詰めて練習したが、全然出来ない・・・。どうやって力を入れて吹き込んでるのか全く解らない。
そこでオーストラリア行きを決めたが、果たしてオーストラリアに行ってアボリジニと出会いディジュリドゥを学ぶ事が出来るのか?当時はアーネムランドなんて知らなかったし、ジャルーの事も知らなかった。ただ、Bush fireに記載されてるKimberley mowwanjammの文字しか俺の頭には無く、その奏法が吹きたかった。でも独学でどうやってもその音が出ない。オーストラリア行っても吹ける様になれるかも分らない。テンパッた俺は、もしこの先オーストラリアに行って出会いが無ければ、樹海に入って出てくる事は無いだろう。もし、生きて出てこれれば、いい出会いがきっとあるはずだ。という結論に達し、決行した。
結局、山梨の精進湖から入り、全工程約53キロの道のり(樹海を横断して縦断した)を経て、静岡の富士宮に出た。樹海の中は散々だった。まず、縦横無人に走ってる獣道は全て5センチ位の霜が降りてて歩くたびに足を取られる。崖は登ることになるわ、悪霊に追いかけられるは、恐怖に取り憑かれそうになるわ・・・。なにやってんだ俺?なんて思う暇もない。歩かなきゃ恐怖に取り付かれる。とにかくまっすぐ、何があってもまっすぐ。とにかく歩いた。その途中いろんな事柄があったがここでは触れないことにする。

そして樹海を横断しきった時に俺は自分にとって本当に自分だけの聖地と呼べる場所に出たんだ。
それは美しい場所だった。
真冬の寒さに生えてるススキは枯れてる筈なのにまるで生命力を失っていない。
只、色が金色に輝いている。
地面は一面赤褐色の粒の揃った小石で敷き詰められてる。
いっぺんの雲も無い青空。
目の前には山頂に太陽を据えたでかい富士山。
吹く風は優しく頬を撫で、また何処に去ってゆく。
ここで俺は自分の守護霊に出会った。
それは幾多のつむじ風の中に立っていた。
ここが俺の人生にとって最大の聖地であることを俺はその時に確信した。


そんな経緯があって、今回ヤポネシア各地で儀式を興すにあたってもう一度その地を訪れようと思ったのだ。ネットの地図で大まかな場所を調べて道を調べ準備をしていった。
あそこまで苦労してたどりつた場所に簡単に行けるかは疑問だったけど、とにかく何か啓示を受けられればいい。
地図を頼りに富士の周りを車で回るが見覚えのあるあの風景は全く出てこない。もしかしたら地図に載ってない裏道で行くんじゃないだろうか?
ダダッ広い誰もいないカントリークラヴの端っこで車がはまった。ヤベー!こんなトコではまったら誰も助けに来てくれねーぞ!携帯の電波も圏外じゃん!
ギアをニュートラルにして一人で押して何とか脱出。
そうこうしても一向にあの景色は出てこない。
それでも諦め切れない俺は富士の5合目を目指し車を走らせた。
途中、富士山がとても綺麗に見える場所を通った。
何か道の脇に歩いていける横道が見えた。
妙に気になった俺は、あの場所に通じる道かもしれない!という思いで引き返してその場所へ車を止め、走って道を入っていった。
すると後から来た車もそれにつられたのか車を止め入ってきた。
そこも綺麗な砂利が敷き詰められ、ところどころに溶岩のような岩が転がっている広々とした気持ちのいい場所だった。屋根のある場所もありどうやら観光地のようだ。そういや入り口になんか看板立ってたな。よく見てなかったけど。
なんか物凄く気持ちのいい場所で屋根の下で眠ってしまった。
そうすると白い靄がかかったようなその場所の夢を見た。何か羽根のある人間が何人も(何匹もと言った方がしっくりくる動きだったな)溶岩の岩から岩へ飛び回ってる。

「・・・天狗だ!」
天狗がピョンピョン跳ね回ってる。何か踊ってるようでもある。

眼を覚ました俺は不思議な気持ちでその場を後にした。すると入り口付近で天狗岩という岩が置かれている。なるほど~。入り口のたて看板には御庭とも書かれている。
ここは天狗の遊ぶ御庭だったのだ。
その後、車に乗り込みドライヴしているとお店があり入ってみた。そこにはたくさんの山のものが売られてた。詳しくは触れないが天狗は百薬の長なんだなとその時に理解した。

富士山に行って帰ってくるとなぜか俺は生かされてるという事をリアルに感じるようになる。
やっぱり日本最大の聖地なんだな、富士山は。
ちなみに富士山はふちさんといってアイヌ語が由来。エカシ(男の長老)に対しフチ(老婆)のフチさん。つまり富士山は女形であり、人が産まれ来る女方の知恵者、ということが出来るんじゃないかな。

そんなこんなで今回のツアーと天狗の関係は形成された。




 

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7月13、14、15日、鳥取緑水祭、16日キッチンピノキオ。
高円寺時代(俺が18~22歳)によく遊んだグッチと7年ぶり位にミクシィで再会することになり、「7月に緑水祭という祭があるんだけど来てもらえないか?ディジュリドゥも始めたから教えて欲しいんだ。」という話しをもらい、久しぶりにグッチに会いたいと言う事で行くことにした。久々に会うグッチは自分の家業のキッチンピノキオで料理に勤しみ、奥さんと2人の子供の父親になっている。・・・・あれから時間経ったんだな~。

7月13,14,15日、緑水祭。ゆうじ君という一人のハードコアパンクスが口火をきった野外パンク、テクノ、トライヴァルな祭。なんと元スターリンの遠藤ミチロウが来ると言う。
会場は緑水湖という湖のキャンプ場。
しかし、グッチ気にしてたように台風4号(マンニィ、香港の海峡の名前)の雲行きが怪しい。こりゃ3日間ずっと雨かな?もしかしたら直撃かな?ゆうじ君、稀代の雨男だって言うしな(笑)。
会場にはグッチが用意してくれた家族用の新品のテント。う~ん、快適!
地元のディジュリドゥ吹きに出会い、まったりとする。チョウドゥというバンドで、祭のオープニングらしい。ドラムとコンガのリズム隊がしっかりとしてるなかなかいいバンドだった。
トッパーというナイスなディジュリドゥ吹きがライムしていたのがよかった。ディジュリドゥとライムはほんとによく合う。いずれこういうアプローチでもやっていきたいと思っている。

いろんなバンドが出てて面白い祭だった。14日19時から俺の出番。セッションブースでのライヴだったが雨で人いない・・・。う~ん・・・まぁ、やるか・・・
吹き始めてるとちょっとづつ人が集まってきた。マイクに雨が当たらないようにするには屋根の下じゃないと無理。みんなで踊ることは出来ないな~って思ったけど、小雨になったのを見計らってみんなでダンス!何とかみんなで踊れたな。

次の日、待ちに待った遠藤ミチロウ!とにかくギター上手い!熱い!この人やっぱすげーわ!
ギターパンダもカッコイイ!ゆうじ君のバンドDr.Breakerもカッコイイ!なんと和太鼓バスドラムにしてVocalやってるよ~!すっげ~!ドラムボーカルってホント凄いと思う。
やっぱ生音だよね~!

今回の祭は結構セッションして遊んだな~。結局3日間ずっと雨でした。。。


16日、キッチンピノキオLIVE。
ゆうじ君や緑水祭に来ていた人たちが来てくれた。
これまたキッチンピノキオはみんなで踊るスペースがない・・・う~ん・・・どうしよ~・・・
外の駐車場でやるか!でも近隣の状況でそれは無理とグッチ・・・
う~ん・・・・俺のやることは本当に場所を選ぶ・・・
まぁ、今日は仕方ないから聴かせるライヴにするか・・・。アボリジニのトークとかしながらマッタリいきますか。ん?でもトラッドってマッタリ出来るか~?まぁいいや。
って感じで今回は始まる直前まで本当に迷った。白塗りもするかしないか迷ったし。
そうこうして外で待機してると、店内で太鼓の音とゆうじ君の歌が聞こえる。
よっしゃ~!白塗りやっちゃうか~!
んで、白塗りトーク&ライヴ。今回は儀式じゃなくてライヴ。
サウンドシステムもでっかいスピーカー、60チャンネルのグライコ、ピノキオ内ではどうなるか?
予想通り音がつぶれてしまう・・・。う~ん・・・
それでも何曲かトークしながらやってると、やっぱみんなで踊りたい!って気になっちゃって、みんなー!外で踊ろうぜ!みたいになって、アコースティックで駐車場で踊ることに(笑)
またここでもみんなでグルグルグルグル。ヘー・ヨー・ルルルル・イヤィ!ア``ァー!エー・イヤィ!
グルグルグルグル。
みんな踊る踊る。廻る廻る。ゆうじ君ノリノリ。来た人全員が輪になって踊る。
ここでも儀式が出来た!
その後もみんなでセッションしたり来年の緑水祭どこでやるか決めたり、楽しかったな。

グッチ、ゆうじ君、山ちゃん、トッパー、関わってくれた人たちありがとー!鳥取いいとこだ!

精霊さん今夜もありがとう!



                                      6月30日、7月7日。袋井でのイベント。アートディレクターのユキジさん企画。
浜松にあるユキジさんの持ってるアートスペースで寝泊り。
浜松といえばうなぎ!うなぎ!うなぎ!
朝から晩までうなぎ食っててもいいって位うなぎ好きの俺はこのうなぎが楽しみで楽しみでしょうがなかった。浜松にいる間、合計8回のうなぎを食いました。

6月30日GREEN TONE at 袋井市同笠海岸。
ペインターでデザイナーでサーファーのKINPARAさんとLIVE&PAINTING。
来たお客さんはローカルのサーファー。
めちゃんこ海が綺麗な海岸の防風林の中でイベント。ここの海はエメラルドグリーンの素晴らしい海で、波も立っているからサーファー達がいっぱいいる。
そこにスピーカー、機材を運び込み会場作り。夕暮れとともにエコの話しをしながら儀式スタート。
アボリジニの観点からのエコとは何かを自分なりに話させてもらいました。
そんでみんなでダンス!
ここに来た人たちはみんなダンスがうまい!なぜか知らんけどとにかくダンスがうまい!
いきなり踊れている。
普通、アボリジニのダンスはみんな初めて踏むステップだから戸惑ってなかなか踊れないもんだけど、ここの人たちはみんないきなり踊れている。カナダ、オーストラリアから来てる外人さんもメッチャ踊れてる。楽しかったな~!あんなに決まって儀式が出来たのは初めてだ!
とにかく年配の方から若者、外人、みんな踊りまくり。
儀式が終わったと同時に雨が降りでして来て片付けしてたら、浜辺でカップルのブラジル人が砂浜にタイヤを取られてはまってるとのこと。みんなで雨の中救出。
とにかく楽しいイベントだった。

7月7日、袋井市、楽土の森にて志穂さん、ジェロームの結婚式パーティーでの儀式。
志穂さんもジェロームもアボリジニとアイヌ両方に興味を持っている人で、面白い人たちだ。

実は、前の日に何かにあたり、食中毒を起こした俺は、まる24時間ぶっ倒れてた。立つと頭がグラグラ、座っても頭グラグラ、寝てても頭グラグラ。24時間で30回以上はトイレに駆け込む。上から出るわ下から出るわ、そりゃ大変ですよ。脱水症状起こしそうになりとにかく水を飲みまくる。ユキジさんが正露丸とアクエリアス持ってきてくれた。正露丸を通常より多く飲むけど全く効く気配なし。何か食べようとしても食える状態じゃない。何回か食中毒起こしたことあるけど今回のは半端無い。明日は結婚式パーティーなのにヤバイ!とにかく治さなきゃ!頭の中テンパルは体はきついは大変な思いをした。
次の日になってようやく落ち着いたけど前日の大変な思いから、気を抜くことは出来ない。それでも消耗しきった体を考えて何か食べないととてもヘニュード吹ける状態じゃない。
何とか必死に体の調子を整えて結婚儀式を迎えた。

楽土の森は凄くいい感じのところで、でかい陶芸の窯や、茶室、ブルーベリー農園など本当に土臭~い場所。石のステージが組んであってその周りにはなぜか木のポールが立っている。ララキッジ?(アボリジニの骨を埋葬するための木のお棺。儀式の際に何本も立てられたりもする)って感じで雰囲気ばっちり。その石のステージに炎を焚き俺はまたもや地面でライヴ。まずは志穂さん、グフランから白塗りになってみんなでダンス!盛り上がった志穂さんステージに上がり炎の周りをグルグル回りだした。それに続いてみんな炎の周りをグルグルグルグル。ヘー・ヨー・ルルルル・イヤィ!グルグルグル。ヘー・ヨー・ルルルル・イヤィ!みんな熱い熱い言いながら裸になって踊り狂ってる。ここでも年配から若者までみんなが一丸となって踊ってる。しかもここでもみんなステップ踏めてる。何なんだ!?袋井!凄いな!

一番星が輝く美しい夜でした。

精霊さんお二人に末永く祝福を。
6月22,23,24日と京都のライヴ。写真家とがちゃんの企画。
京都は何回か旅行で来た事はあったけど、ちゃんと滞在するのは初めて。初めの印象はとにかく街なのに空気が綺麗。京都は盆地で山々に囲まれてるから毎朝街に霧が降りて排気ガスにまみれた空気を更新するそうだ。だから建物も煤けてない。
しかも風水によって気の流れがスムースになるように街造りされてるから気分がとてもいい。
街に寺が普通に溶け込んでるし、ちょっと行けばキャンプできるような自然があるし、とにかく京都は最高に気に入った!!!

6月22日 LIVE AT VILLEGE。めちゃんこ美味いオーガニックフードのお店。店内も麻のフロアーだったり洞窟チックな雰囲気だったり、とにかく店長のたっちゃんが柔らかくて温かいナイスマン!
久しぶりに会う友達も来てくれていい感じ。
機材をつなげようとしたらなんと繋がらない・・・
う~ん・・・ギターアンプでやるか・・・
という事でギターアンプに繋げてライヴ。
音響をやってくれる人がいないから相当心配だったけどやるしかない。
白塗りもやろうとしたけど下が麻のフロアーだから洗って落ちるものでもないし派手には出来ない。
ここでも聴かせるライヴにしようか迷ったけどやるしかないっしょ!
何でここまで俺が聴かせるライヴはしないかという事をここで説明しておきたいんだけど、


はっきり言って聴かせるライヴには飽き飽きだぜ!
人前でオナニーするほど俺は変態じゃないぜ!
イダキでも何でも部族的な楽器ってのは踊るためにあるんだよ!
みんなで踊んなきゃ俺が伝えたい事、コニャガラ(俺のお世話になり、イダキを学び儀式に参加した村)で学んできた事、伝えられないじゃん!

ってこと。
俺が伝えたい事・・・それは太古からの習わしに従って儀式をし、人間の根源的な体験をすることで頭でなく体で解らしてしまうという事。だから白塗り(白塗りはアボリジニに代表されるけど、アフリカでも南米でも未開の部族では今でも儀式の時に習わしとして行われる。アボリジニの場合他に黄色、赤とあり、それぞれ特別なダンスの時に塗られるが、赤は一族の血を表し、アーネムランドでは貴重な顔料)
にして、輪になって踊る。ちなみに輪になって踊るのはアイヌ民族の踊り方。

ヘニュードの音で輪になって踊る。輪になって踊る事でエネルギーは回転し、地面を軸に上昇(熱気)と下降(足踏み)し、スパイラルになって天と地を結ぶ。神社なんかでしめ縄しめてる木とか岩とかあるでしょ?あれは神籬(ひもろぎhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B1%AC)って言われるんだけど、しめ縄ってスパイラルでしょ?要はスパイラルは天地を結ぶ根源的な働きって事。だから輪になって踊ることは天地を結ぶ神聖なエネルギーの柱をおっ建てて、森羅万象と繋がるって事。そこに究極の癒しがあるって事。
それは頭で解っていようが解ってなかろうが、やればなっちゃうもんなんだ。世の中にはそういうものがあってそれらは神聖なものとされている。真言(マントラ)とか印とかヨーガとかネイティヴの人々の踊りとか掛け声とか・・・・・・・・・・

じゃあアボリジニはどうかって言うと、様々な動物の模倣、物語りの実演が踊りの中心なんだけど、それらは太古の昔から護り伝わってきた体を使った印のような働き。解りやすくいえばヨーガのポーズみたいなものかな。


ということでやっちゃいました。そしたらみんなディジュリドゥは座って静かに神秘的に聴くもの、みたいな先入観あるみたいで、戸惑っちゃった。
でも無理やり踊らして(笑)最後は手拍子で締めておしまい。
ちょっと、強引だったかな?と思いつつもやるしかなかった俺を許しておくれ・・・みんな・・・

6月23日、京都の老舗クラブMETOROにて泥んこ祭り。BIG FROGがベースの人の骨折により出れなくなったから急だけど出てくれということで(笑)出ることに。
クラブの中はジャングルのようにデコレーションしてあってこれまたいい雰囲気。サウンドコーディネーターも関西地区最高の人らしく、いい環境で吹くことが出来る。いつも俺はステージでやらないでフロアーでやるんだけど、ここはステージとフロアーの間に1メートルくらいの柵がある。どうしよう・・・
クラブも長方形だからきっとステージでやらなきゃ後ろの人、観えないよな~・・・
ステージに何人か呼んで躍らせるか?でもそんなにスペースもないな~・・・・
・・・・どうしよ・・・・・
え~い!どうにでもなれやー!
ってことで本番。やっぱりステージ降りてやった。
22日にも来てくれてたエミリーって言うアメリカから日本に来ていろんな事学んでるナイスガールが踊りまくってる、その横で男も踊りまくってる。俺、グラサンしててよく見えない・・・
うおー!とにかく吹きまくるしかないぜー!
って感じでやりきりました。
その後は、ダブの日本人では第一人者のこだまさんが出たり、OTOWAとセッションしたり、楽しく遊びました。

6月24日、ほんやら洞。
ここほんやら洞は日本のヒッピー、ビートニクの本拠地みたいなものでアメリカから数々の有名なビート詩人などが60~70年代に訪れてるカウンターカルチャーの歴史深い所。2階建てで1階は喫茶店。
そこの本棚と本が山積みにされた板張りの2階にスピーカー、機材を運び込み道端で取ってきた草木でデコし、蝋燭で灯りを取った怪しい空間でライヴスタート!
この日はほぼ全員白塗り。激しかったな~。みんなで足踏みドスンドスン!ドスンドスン!グルグルグルグル、ドスンドスン、シュウちゃん、ユウジ君、エミリー、眼が飛んじゃってるよ~ドスンドスン

「おぉぉぉーーい!!!やめてくれーーーー!!!」「バケツやら皿やらぼんぼん落ちてくるよーーー!!!」

慌ててオーナーの甲斐さんが階段を駆け上って来て叫んでる。
みんなハッとなって大笑い。
でも1分後またドスンドスン。更に激しくなってドスンドスン。
甲斐さんの事なんか忘れてドスンドスン。

ヘー・ヨー・ルルルル・イヤィ!

楽しかったな~。
ライヴが終わった後もみんな止まらず、シテン君DJで4つ打ちかけて踊る踊る。只の電球のスイッチ、音に併せて切ったり点けたりで手動ストロボ(笑)
甲斐さん閉口。(笑)
ホント楽しいイベントになりました。
その時の映像ナウーシニクデザインのホンダさんが撮ってくれてます。http://www.youtube.com/profile?user=haywhnk


いや~京都!トータルで面白かった。住みたい!
今回色々してくれたとがちゃん、シュウちゃん、シテン君、ほんとにありがとう!
今回出会ったエミリー!本当に心優しい女の娘!
いろんな出会いがありました。

精霊さんありがとう!















                       6月9日沼津AUDITIONにて部族回帰。石垣島で出合ったナイスマンの彫り師、のり君とロカビリしゅん企画。
前日から夕方から朝の4時までのり君たちが竹を切りに行ってくれてて完璧なデコをライヴハウス内に作ってくれました。竹の数は200本近いし、太いのだと直径20センチはある。しかもチェーンソー使わないいで鋸で切ったってのり君・・・ ありがとうしか俺の頭には浮かばないです。。。
そんな気持ちにもこたえるためヘニュードぶっ放すしかないっしょ!?

 LIVE:marquee djomula
           OLD 2匹 BROTHERS
    がじゃがじゃむし
 
    DJ:SHUN69
          OKA-CHANG
          HIDEKI       
           
DJ OKA-CHANGは俺と同郷で静岡市出身でおもしろいやつだった。
しゅんはインストのバリバリのロカビリかけるし、ルーツレゲエ有りいの四つ打ちありのいいDJ達だった。

OLD 2匹 BROTHERS。ウッドベースとギターボーカルのイケイケロックユニット。ステージ慣れしてるしM.Cも面白いしイカスー!きっと20年経ってもこの人たちは廃れない音楽が出来る人たちなんだろうな~。
がじゃがじゃむし。5人編成プラス子供二人(笑)によるトラッドジャンベグループ。やっぱりトラッドは何の世界でもいいなあ。熱いグルーブ全開で最後にソロ回しでステージ降りて叩いてる姿でまた盛り上がりました。

んで俺の出番。ぶっ飛ばしていきましたよ~最初から。竹でデコされたブッシュのような会場を練り歩きながら吹きまくりました。
そんでお約束のみんなで白塗り。ブイブイ吹いてるとみんなも盛り上がって俺もぶっ続けで吹かなきゃいけない状況になり、いつもならM.Cで休憩取るところを取れずにどんどん吹きまわすって感じ。
長方形の会場にもかかわらずみんなは輪になってぐるぐる廻り続ける。必死に吹き続ける俺。とにかく熱いライヴになったな~!
っていうかauditionのP.A,の人、サウンドコーディネーターかと思うほどうまいバランスとってくれました。


沼津でのライヴはホント周りのサポートが素晴らしかった!
ノリ君、しゅん、チカラ、ヤマト、そして関わってくれた人たち、ありがとー!


そんで次の日、シークレットアフターパーティー。ノリ君たちが使ってる山小屋に機材を運び込んでやる事になり、BBQしながら10人ほどで儀式。
最初機材使ってやってたけど、盛り上がってきて機材取っ払ってアコースティックで吹いた。
ぐるぐるグルグル・・・ヘー・ヨー・ルルルル・イヤィ!
ぐるうるグルグル・・・ア``ァーーーー・エー・イヤィ!
火を囲んでダンスダンス!
精霊さん、最高の時間サンキュー!

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プロフィール
HN:
Marquee Djomula
性別:
男性
自己紹介:
マーキー・ジョモラ

2000年にオーストラリア、北東アーネムランドで伝説のイダキ(ディジュリドゥ)マスター、ジャルー・グルウィウィと出会い、イダキの伝統奏法、伝統曲、製造方法と文化を学ぶ。
13日間に及ぶ儀式に参加を許され、一族の血を表す赤オーカー(儀式の際身体につける顔料)を受ける。
守護霊と3つの名前 、秘密の名前をもらいジャルーの孫として受け入れられる。
二回目の訪問により太古の日本人がカヌーで村を訪れたという唄を歌い継いでいる事を知る。

2004年にアイヌ民族にディジュリドゥと同じ原理の単筒笛(たんとうてき)、へニュードとイオンカを発見。その伝承者、石井ポンペ氏(ヘニュード)、故・秋辺今吉氏(イオンカ)と出会い、ジャルーより学んだ製法によりへニュードとイオンカの制作を始め、漆ヘニュード・漆イオンカに辿り着く。
その他、約三年に渡るフィールドワークにより沖縄の単筒笛の存在、東北蝦夷のコサ笛の伝統的な作り方を発掘。

現在、古代ヤポネシア精神を復興する為に全国各地でのソロ演奏活動や日本列島における単筒笛文化啓発活動をしながら、故・秋辺今吉氏の意思を継ぐ為にワークショップも主催。

ソロ活動の他にトライヴァルロックバンド・アイヌアートプロジェクトでの演奏や、石井ポンペ氏との共演を重ね、伝統奏法を元に新たなヤポネシア奏法を模索し続けている。



黒潮文化の会代表。
http://marqueedjomula.web.fc2.com/index_mg.html


hi i`m marquee djomula. i study traditional aboriginal music. when i was 23years old, i met one great parson,djalu gurruwiwi. he gave me big love and secret name to me. he teach me how to play yolung style.and how to make yidaki. and join to dance on 13days ceremony.and djalu painted red orcar on my body. then i start visit djalu and lean spirit. when i visit secand time,djalu teach me one story from longlong time ago. it`s about japanese people visited the yolng villege by cunoe and dancing together. yolng people has a song about it and still sing on ceremony. it`s very very important for japanese people`s spirit and mind. perhaps can find a didgeridoo conection about from yaponesia to sundaland! when i was 26years old i find a japanese indigenous people(call ainu) have same principle of didgejedoo. call henyudo or ionka. then i start seaching yaponesian(japan`s old name.befor civilization) music and revivaling henyudo and ionka culture with last legendaly parson.


E-mail: marqueedjomula@gmail.com

★CD(古いCDデッキだと再生されない事があります)
Return to tribe
Marquee djomula
¥2000

★ディジュリドゥ教則DVD
How to traditional style 初級者編
\3500

CDとDVDはmarqueedjomula@gmail.comへご連絡ください。



2008MARQUEE DJOMULA ALL RIGHT RESERVED
※このブログに書いてある内容、その他の権利はマーキー・ジョモラ本人にあります。許可無く転載は一切する事が出来ません。
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